JIS Q 27002とは?じすきゅーにななぜろぜろに
JIS Q 27002とは、情報セキュリティ管理策の選択・実施・管理に関する実践の規範を示す規格で、ISO/IEC 27002を日本語化したもの。JIS Q 27001の附属書Aに並ぶ管理策について、それぞれの目的・実施の手引・関連情報を説明する。認証の要求事項ではなく、実装するときの参照先という位置づけになる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
要求事項だけを示しても、各組織がゼロから管理策を設計すれば、水準はばらつき、抜けも生まれる。過去の実務で妥当と認められた作り方を一覧として共有しておけば、設計の手間も抜けも減らせる。二つの規格が別冊になっているのは、審査の基準として動かしにくい部分と、技術の変化に合わせて更新すべき部分を分けるためでもある。
具体例
アクセス制御という管理策について、この規格は特権的アクセス権の管理や利用者登録・登録削除といった単位で目的と手引を示す。2022年の改訂版では管理策が組織的・人的・物理的・技術的の4区分に整理され、予防・検知・是正といった属性が付与された。
試験での引っ掛け
27001と役割を取り違える出題が本命で、認証を取得する対象になるのは27001であり、27002は単独で認証を受ける規格ではない。また実践の規範なので記述は手引であって義務表現ではなく、自組織のリスクに応じて取捨する前提で読む点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (5) 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。